ベスト・クロージング!とは?

★☆「ベスト・クロージング!」とは?★☆
「ベスト・クロージング!」とは、"終活"をテーマの中心に掲げ、「人生の総仕上げを、ポジティブ&アクティブに」進めるサポートをしています。マネー&ライフプラン専門家、上級終活カウンセラー、弁護士、税理士など、分野の異なるスペシャリストが集結。様々な観点からシニア世代やその子ども達にとって気になる・役立つ情報を提供すべく活動中です。

2015/01/30

【家族で観たい、家族シネマ「そして父になる」】動画ディレクター 家子です。

こんにちは。家族シネマ映画館、館長の家子です。
家族シネマは架空の映画館。
「家族で観たい」を共通のテーマにした映画を紹介していきます。この映画を通じて「家族」をあらためて考えるきっかけになれば…。

さあ、今日の映画は「そして父になる」。

福山雅治演じる主人公は、都内の大企業に勤めるエリートで、
会社の同僚だった妻(尾野真千子)との間に、6歳になる子どもを育む。
あるとき、その子どもが生まれた病院で取り違えられていたことが分かる。
父親として現れたのはリリー・フランキー演じる、田舎の小さな電気屋さんを営む中年と、若い妻(真木よう子)。
6年育ててきた子どもに、血のつながりがないと分かったとき、2つの家族に起こる変化とは?

というあらすじを聞くと、壮絶な人間ドラマを想像させますが
物語は実は、とても淡々と進んでいきます。
挫折や失敗を知らないエリート街道を突き進んできた福山雅治が初めて味わう、戸惑い。
「血のつながりとは?家族とは?」をあらためて問い直す、とてもいい映画です。
観た後は清々しい気持ちになりますよ。
そして必ず、観た後に感想を話したくなる。



・「そして父になる」特設サイト
http://soshitechichininaru.gaga.ne.jp
予告編動画→http://youtu.be/uA01R80RG_Q

ちなみにこの映画の監督・是枝裕和さんは現在、家族をテーマにした新作映画
『海街ダイアリー』の製作中。
海街ダイアリーは吉田秋生さん原作の漫画がありまして、これが
 第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞やマンガ大賞2013受賞するなど
非常に評価の高い作品。私も大好きです。
映画は今年6月公開ということで、こちらも楽しみですね。

それではみなさん、また家族シネマでお会いしましょう。



2015/01/27

【老後のお金担当の中村です】シニアライフの生活設計調査

シニアは、将来設計に対し、どのような意識や考えを持っているのでしょうか。
ある調査(全回答者1,000名)によると、シニアライフにおける将来設計について聞いたところ、
「シニアライフの生活設計はできていて安心だ」が35.0%、
「シニアライフの生活設計は見直せておらず不安だ」が65.0%

不安を感じているシニアが3人に2人の割合となりました。

その一方で、
「シニアライフを楽しんでいる(楽しむ自信がある)」が56.9%、
「シニアライフを楽しめていない(楽しむ自信がない)」が43.1%と
シニアライフを楽しんでいる・楽しむ自信があるシニアが過半数を占めました。

生活設計について不安を感じつつもシニアライフを満喫しているシニアが多いようです。
また、シニアライフにおける家族との関わりについても聞いたところ、
「シニアライフの計画・考えを子どもと共有したい」が31.6%、
「家族にできるだけ多くの資産を残したい」が40.8%となり、
どちらも半数を下まわる結果となりました。
子どもに対しての配慮として、「資産を残す」ということもありますが、
相続トラブルや、死後の整理でのトラブルにならないように、「計画や考えを共有する」ということをするだけでも、十分に「子どもに対しての配慮」になりえるのではないかと思っています。

さらに、介護に関する考えについても聞いたところ、
「子どもに介護してもらいたい」11.9%に対し、
「介護施設に入るなどして自分たちの力でなんとかしたい」は88.1%と
自分たちの力でなんとかしたいと考えているシニアが大多数を占めました。

この傾向はおそらく、これからもあまり変わらない傾向なのではないかと思っています。
とするならば、自分たちで、シニアライフに向けたお金の準備もしっかりとしておく必要があると思います。

2015/01/22

【なぜ「新年の目標」は達成されないか?】夢の再起動担当の新井です。

■新年の目標
 今年のお正月、「新年の目標」を立てましたか?
 ところで、昨年のお正月は、「新年の目標」を立てましたか?
 それが何だったか、覚えているでしょうか?
 覚えているけど達成できなかった方。
 何を立てたか覚えていない方。
 ある程度達成できた方。
 色々だと思います。
 ただ、新年の目標は、達成されることが多いとは言えません。
 おそらく、今年のお正月に立てた目標も・・・

■達成されにくい理由
①そもそも目標を立てた動機が曖昧
  Ex)新年だから、周りが立てているから雰囲気で
②本当に達成する気のある目標ではない(願望レベル)
Ex)モデルのような体型になりたい、たくさん貯金したい、世界一周旅行
③仮に本当に達成する気があっても、どうやって達成するかを考えていない。
④仕事が始まると忙しくてそれどころではない。

■重大な発見
 こうやって、新年の目標が毎年どこか遠くへ飛んでいってしまう理由を考えてみると、僕にも思い当たるところが多くて切なくなりました。
ですが、ここで重大な発見をしました。
それは、「達成できない理由」を裏返すと、そのまま「達成できる理由」になるんです!

①そもそも目標を立てた動機が曖昧
 ⇔【Point1】なぜ自分は目標を立てるのか?という動機を明確にする。
 
②本当に達成する気のある目標ではない(願望レベル)
 ⇔【Point2】本当に達成したい目標を立てる。
 
③仮に本当に達成する気があっても、どうやって達成するかを考えていない。
 ⇔【Point3】どうやって達成するかを具体的に考え、日々の行動レベルにまで落とし込む。
 
④仕事が始まると忙しくてそれどころではない。
 ⇔【Point4】仕事が始まっても継続できる仕組みと環境を作る。

 このPointを抑えることで、新年の目標は、グンと実現可能性が上がります。
 いや、もはや新年に立てる必要はなく、これから改めて目標を立てましょう!

2015/01/20

あなたにあったエンディングノートの選び方。

先週末は、弁護士の岩元惠さんとのコラボセミナーでした。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。私自身、改めて気づきをいただいたような場となり、大変うれしい時間でした。

さて、実はあの日、機材トラブルがおこり、(マイPCにも関わらず、初めてプロジェクタにつないだら、操作方法が分からず…)みなさんにお見せできなかった写真があります。
当日のセミナー会場は三越前が最寄り駅だったのですが、駅直結(コレド室町)の書店「タワー書房」さんに立ち寄り、エンディングノートのラインナップを確認していたんです。

それがこちら。

こちらのお店は決して大規模というほどの広さではないですが、それでも10数種類以上を取りそろえていらっしゃいます。近くには、葬儀、相続など終活全般の書籍が並んでいましたので、いかに関心が高いかをこの日も実感しました。

さて、この写真で何を伝えたかったかというと、「いざ自分で書こうと思ったら、何を買っていいか決めきれなくなった」という話をよくお聞きするということでした。

大前提として、エンディングノートは一般に販売されているノートを使うというルールはないので、特別なノートを買う必要が、本当はありません。ただ、まったくの白紙から書き進めるより、記入欄やガイドがついていた方が、書きやすいですよね。とはいえ、初心者だからコレ、慣れているならアレ、というような紋切型でおすすめすることは私の本意ではありません。ノートにも個性があるので、あなた自身の個性にあわせていただきたいなと思います。

だからこそ、私がおすすめしているのは、「無料で手に入るものを試しに使ってみる」ということ。終活関連のイベントに参加すると、簡単な小冊子としていただける場合もありますし、インターネット上で無償ダウンロードできるサービスを提供しているところもあります。極端な話、「チラシの裏に書き出してみる」でもいいかもしれません。これらを利用して、一度書いてみてはいかがでしょうか?

そうすると、例えば
「思い出の写真をたくさん貼れるようにしたい」
「お世話になった人の連絡先が書ききれない」
といったご自身なりの使いやすい形が具体的になってくるはずです。
ノート選びの基準ができて、自分にあったものは何か選べるようになりますよ。

これまでもお伝えしてきたとおり、エンディングノートは一度書いて終わりではなく、定期的に見直していくものです。ならば、最初のノートは手軽なものからはじめてみませんか?

エンディングノート・アドバイザー
森田大理

2015/01/16

死亡の際の「車」について考える 終活カウンセラー 坂部 篤志

終活カウンセラーの坂部です。
前回に続いて、葬儀に関わることについて、お伝えしたいと思います。

前回は、葬儀の「手続き」についてお伝えしました。

今回は、亡くなった場合に必要となるものの2つ目「車」についてです。

葬儀の際の「車」って、どんな場合に必要となるでしょうか?
ご遺体を病院や施設から安置場所まで、安置場所から火葬場までという経路を搬送するために使います。
ここで一般的に思い浮かぶのは、黒塗りの高級車だったり、絢爛豪華な輿を乗せた霊柩車ではないでしょうか?

最近では、遺族も一緒に乗れるバス型や、普通の車と同じようなバン型などもあります。

一般的には遺族から連絡を受けた葬儀社が手配するので、葬儀社以外は遺体搬送はできないと思われる方が多いと思いますが、実は手続きを経て「死亡診断書」を携帯すれば自家用車でも搬送は可能なのです。

自家用車での搬送を希望する場合、いくつかの注意点があります。
●セダンタイプの車では、棺を入れることが難しいでしょう
 棺は縦190cmくらい、幅は60cmくらいとかなり大きいです

●火葬場に寄っては、一般車両の乗り入れが不可の場合があります
 事前に電話などで問い合わせましょう

●車内にはビニールシートや、防水シートを敷きましょう
 車内を汚してしまう可能性があります

●本当に運転できる状態なのか?
 大事な人を失った動揺が、自分が思っているより大きい場合があります

また、搬送を依頼する場合、葬儀社だけでなく、搬送の専門業者もあります。
自宅に連れてくることが決まっている場合など、搬送の専門業者に運んでもらい、そのあと遺族で今後のことをじっくり考えるということも可能です。
私も昨年の義姉の死去の際は、専門業者に依頼して自宅まで搬送し、家族でゆっくりお別れの時間を取って、その後のことを考えました。

知っていると、慌ただしい葬儀にも少し余裕が生まれます。
故人とのお別れの時間にあてられると良いですね。

2015/01/09

第5回 【自分がしたいことを、無意識に「してはいけない」と思っていませんか?】スターティングノートアドバイザーの富田です。

さて、前回は「自分が本当にしたいことは何か?」を見つけて、その実現に向けて生きることが、「いい人生」に繋がるのではないか、と書きました。

でも、ここで問題が2つあるようです。

1つは、当然のことながら「本当にしたいことは何なのか分からない」という問題です。

そして、意外と盲点なのが、無意識に「自分がしたいことをしてはいけないんじゃないか」「今さらそんなことはできないんじゃないか」と思い込んでいる自分自身の問題です。





「夢」を諦めるのが、大人になること?


人生のセカンド・ステージについて、真剣に考えるようになるのはミドル世代、特にシニア世代に近づいた50代になってからでしょうか。

この世代で一般的な家庭に育った方であれば、いい大学に入っていい会社に勤めて・・・という生き方を選ぶのが当然だったかもしれません。

思い出してみて下さい。幼稚園や小学校の頃、将来の夢はなんでしたか?なりたい職業はなんでしたか?

男の子ならプロ野球選手や宇宙飛行士、女の子なら看護士さん (昔なら看護婦さんかな) やお花屋さんなどでしょうか。

そうした夢や希望を、いつ頃諦めたのでしょうか?なんで諦めたのでしょうか?

親や学校の先生に「夢みたいなこと言わないの」「もっと現実的になりなさい」「もっと大人になりなさい」と言われたからでしょうか。

夢を諦めるのが、大人になることだったのかもしれません。そして、他人の敷いたレールの上を走り始める。

もし、その結果がうまくいかなかったら・・・それを他人のせいにして、そして言い訳にして生きることになるかもしれません。


長年の社会人生活で身に染みついたものは何ですか?


ミドル世代・シニア世代ともなれば、長年の企業戦士として、また社会人として、いろいろな経験を積んできたことと思います。

その経験の中には、「ここは大人になって我慢せねば」「今はそんな青臭いことを言う立場ではないしな」ということが、きっとたくさんあったはずです。

それなりの企業や組織の役職についていれば、なおさらそうした経験が多かったことと思います。




そして、定年を迎える頃になって、さあ自分の好きなことができる!と思っても、何をしていいか分からない…

「今さら、プロ野球選手や宇宙飛行士になれるわけでもなし…それに、夢を追いかけるなんて、恥ずかしくて言えないよ」と、心の内で呟く声が聞こえるかもしれません。

「今まで趣味の世界でやってきたことは長続きしなかったから、きっとこれからもダメだろう」「他にもあの時できなかったことがあるから、これからもできないだろう」と、自己否定のスパイラルに陥るかもしれません。

何をしてもいい、と言われても、できる自信がないからよしておこう。何か新しいことにチャレンジして失敗したらみっともないしな…

・・・さて、どうでしょう?思い当たる節はありませんか?

ちと長くなってしまいましたね。次回は、この自己否定スパイラルをどう解決するか、について書いてみたいと思います。




2015/01/05

“いろいろ” プロデューサーの日暮です。今日は “お肉?お米?カニ??” ふるさと納税の話

新年おめでとうございます。
みなさま充実した素敵な1年になりますように。

本年もベスト・クロージング!をよろしくお願いいたします。

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2015年から大きく変わる相続税、贈与税対策は、名田税理士など他のスペシャリストメンバーにお任せして、今年最初のブログは、実質2000円位~の負担で、お肉やお米、蟹など各地の特産品他がもらえちゃうふるさと納税の話です。
「ふるさと納税」とは、応援したい(欲しいお礼の品の(笑))地方自治体に寄付すると、住んでいる自治体の住民税などが減額される仕組みで、2008年に創設されました。また、唯一、税金の使い道を指定できる制度でもあります。(自治体による)

今回なぜ、ふるさと納税を取り上げたか、ポイントは3つ。
・減税対象額が2倍に拡大
・納税手続きが簡素化
・お礼の品がますます充実

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まず、「減税対象額が2倍に」
政府の地方創世施策の一環か、今年1月から、減税対象となる寄付の上限額が、住民税の1割から2割へと2倍に引き上げられました。例えば、夫婦と子供が1人の世帯で年収400万円の場合、減税額は年2万円から4万円になります。(500万円なら6万円、700万円なら11万円に)(総務省試算) 
複数の自治体に寄付も可能で、合計額が一緒なら税金の軽減額は変わりません。

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次に、「納税手続きの簡素化」
これまでは、寄付先自治体発行の「寄付金受領証明書」を添付して、確定申告をしなくてはなりませんでしたが、納税手続きを簡素化するため、税務署への確定申告を不要とし、寄付した自治体への申請だけで済む特例制度が新たに設けられました。

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そして、「お礼の品がますます充実」
近年マスコミに取り上げられることも多くなり、2013年の総額は約130億円となりました。
それに伴い、お礼の品も充実。
定番のお米、お肉の他、松茸、蟹、牡蠣、果物では、イチゴ、さくらんぼ(佐藤錦)、巨峰、メロンなどなど。また、品物だけでなく「文化体験」やLCCのマイルがもらえる自治体まであります。
詳しい情報は、ふるさと納税に特化したポータルサイトなどで確認してみてはいかがでしょうか。
 CityDO!  http://www.citydo.com/furusato/
   ふるさとチョイス http://www.furusato-tax.jp/ 

最後に、うまく活用するポイントをひとつ。
1年を通して扱われる品物も多いですが、特に人気の農産物や海産物は収穫時期によって募集することも多いので、1回で上限額いっぱいまで申し込まずに、こまめに情報を確認して計画をたて利用したいですね。(ぁ、人気の品は品切れになることもあるようなのでご用心)

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最近はクレジットカードでの寄付が可能な自治体も増えてきました。税金の控除+カードのポイントもゲット! 工夫次第ですごくお得な制度です。

今年はふるさと納税デビューしてみませんか?