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2015/02/17

死亡の際の「棺」について考える 終活カウンセラー 坂部 篤志

終活カウンセラーの坂部です。
前回に続いて、葬儀に関わることについて、お伝えしたいと思います。

前回は、葬儀の際の「車」についてお伝えしました。

今回は、亡くなった場合に必要となるものの3つ目「棺」についてです。

皆さんは棺についてどんな印象があるでしょうか?
私は4年前に父を送った時、葬儀社さんが提示したカタログの中から、何の理由もなく選んだ棺でした。
その後、現在一緒に入棺体験会を開催しているウィルライフの増田社長と出会い、棺についての現在の状況、背景などをたくさん学ばせて頂きました。

日本ではほとんどが火葬なので棺は必須です。
燃える素材で火葬炉に収容できるサイズのものが最低限必要となります。
通常では、葬儀社のカタログに載っているものから、時間がない中で選択をするのが一般的で、故人への想いを馳せることはなかなかできないのが現状です。
私が行っている入棺体験会では、葬儀は気が付いていないですが、自然環境に負荷をかけているため、ダンボール製の棺を用い、その特性を活かして棺に直接メッセージを書き込んだり、写真や絵を貼ったり、棺自体のカバーを故人に縁がある着物や洋服で作るなどの工夫をすることによって、グリーフケアにも繋がると考える方も多いようです。



実際に私自身も、昨年の義姉の急死の際には、ダンボール製の棺を取り寄せ、彼女に合った布を家族で加工したカバーをして送り出し、エコにやさしく、満足度の高い送り出しとなりました。
入棺体験会の参加者からも、お父さまが亡くなった際に、このダンボール製の棺を利用した方もいらっしゃいます。

頭の片隅に置いておいて頂ければ幸いです。

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