ベスト・クロージング!とは?

★☆「ベスト・クロージング!」とは?★☆
「ベスト・クロージング!」とは、"終活"をテーマの中心に掲げ、「人生の総仕上げを、ポジティブ&アクティブに」進めるサポートをしています。マネー&ライフプラン専門家、上級終活カウンセラー、弁護士、税理士など、分野の異なるスペシャリストが集結。様々な観点からシニア世代やその子ども達にとって気になる・役立つ情報を提供すべく活動中です。

2014/08/29

セカンドライフを彩る“住まい”の可能性。

エンディングノートアドバイザーの森田です。

今週、上級終活カウンセラー坂部さんが投稿した「終活フェスタ2014in東京」ですが、私も少しだけ参加してきました。

会場は、ヒト、ヒト、ヒト。想像以上の混雑、色んなブースで熱心に耳を傾ける来場者のみなさん。改めて終活に対して興味やこだわりを持たれている方の多さを認識させられました。

私が最も記憶に残ったのは、ステージイベントでパネリストとして参加されていた中尾ミエさんからのご提案。ご自宅の隣で賃貸アパートを経営されている経験から、
「自宅に空き部屋があるなら、若者に貸してみては?家賃収入にもなるし、誰かが一緒の暮らしはいざという時に安心」
とのことでした。

私は、コピーライターとしての仕事上、住宅関連の広報・PRもお手伝いしているので、二世帯住宅や賃貸併用住宅のニーズが高まっていることを、よく見聞きしています。ただ、これって大規模なリフォーム・建て替えになるので、それなりの予算が必要なんですよね。

だからこそ、中尾さんが提案されているいわゆる「下宿の受け入れ」は、昔からあったやり方なのに、かえって新鮮でした。若者も利用しやすくするために、ちょっとしたリフォームが必要かもしれませんが、建て替えよりはかなり低予算で済みますし、もしかしたら、小さなお子さんがいらっしゃる夫婦のニーズもある気がします。都心などでは近くに頼れる人のいない子育て世代が案外多いのも事実ですから。

シニア世代と子育て世代が、「いざという時に、お互いが助け合える」という関係で、一緒に暮らす姿。これが世の中に広まったら、両世代の不安や心配を一挙に解決できるようにも思います。

もちろんプライバシーの問題など、整理しなければいけないことはありますが、自宅にいながらペンションオーナーや寮母さんのように家族以外の若者と繋がっていけるのは、充実したセカンドライフの一つ可能性になるように思いました。


【参考のサービス】
Airbnb(https://www.airbnb.jp/
パソコンやオンライン決済に少し詳しい必要がありますが、
1日単位で空き部屋を貸し出せるサービス。
世界中で利用しているサービスなので、外国の方と交流する機会も多いです。

【参考の映画】
ジョルダーニ家の人々(http://www.tsutaya.co.jp/works/60003118.html
家族の崩壊と再生を描いた、少々重めのテーマ。
「家族」というものは、“血縁”ではなくて“絆”でつくられるのだと考えさせてくれます。
ちなみに、上映時間は399分。
公開当時、映画館に観に行ったのですが、
観客のご婦人たちはお弁当持参でいらっしゃってました(笑)。

2014/08/25

『終活フェスタ2014 in 東京』レポート! 坂部

終活カウンセラーの坂部です。


8月24日に「終活フェスタ2014 in 東京」が開催されました。
たくさんの来場者、多数TV局の取材なども入り、大盛況でした!
私はこのイベントの実行委員を務めたので、その模様を簡単にまとめます。


今回で2回目となるこのイベントですが、昨年より開催時間を長くして、9時半にテープカットでオープンした際は、あふれんばかりの来場者さんで受付はすごい熱気でした。




来場された方々は45のブースをまわったり、様々なイベントが行われたイベント会場などをまわり、終活について体験したり、話を聞いたりされていました。



午後は、中尾ミエさんなどのパネリストが語り合うパネル・ディスカッションが行われたのですが、会場は当初の予定よりもたくさんの方にお越し頂き、パネラーの方々の笑いあり、考えさせられる言葉ありのディスカッションを興味深く聴かれていました。



来場者数は昨年の一回目を大きく上回る、3200名以上!
誰しもが来る終焉を真剣に考える機会のひとつとなったと感じました。

みなさんも一緒に終活を考えていきましょう!

【 LLP (有限責任事業組合) 設立のご報告】(代表 : 富田)

こちらでご案内している通り、「ベスト・クロージング!」では「人生の総仕上げを、ポジティブ&アクティブに」進めるサポート活動を推進しており、その一環として「終活」を中心とするテーマについて現在毎月セミナーを開催しています。

これまで様々な職業の10名のスペシャリストで活動を進めてきた「ベスト・クロージング!」ですが、このたび以下リンクにあります謄本(写)の通り「有限責任事業組合」として設立登記が完了したことをご報告します。
http://goo.gl/0Mg2vM

当初はNPO法人などを検討していましたが、最終的にLLP (Limited Liability Patnership) 設立に至りました。これで、活動主体がより明確になりました。

LLPの特徴として、職業の異なる者同士が共同事業を行う場合に適したものがあります。

これでLLP法人化ができましたので、次は「ベスト・クロージング!」の商標登録を進めます。この件については、進捗状況をまたご報告する予定です。

尚、LLPについて詳細は、以下PDFをご参照下さい。
http://goo.gl/HFNvYr

2014/08/13

【第2回セミナー 「今知っておきたい<相続>の基礎セミナー」の様子を動画で公開中!】映像・動画担当の家子です。

動画ディレクターの家子ですこんにちは。
さて、先日2014/8/9(土)に、ベスト・クロージングとして第2回になるセミナーを開催しました。テーマは「今、今知っておきたい<相続>基礎セミナー」。講師は専門家メンバーの弁護士 佐藤由紀子さんが務めました。

弁護士として実際に扱った事例をもとに、相続の備えが不足していたことにより家族間の争いに発展してしまったケースなどリアルな情報が伝えられ、参加者の方々はメモをとったり真剣に聞き入る場面が多いようでした。

そのセミナーの様子を動画でご紹介しています。

 

次回は9/23(火・祝)を予定しています。テーマは葬送について。なかなか考えない葬儀のこと。でも、そのあり方がより「自分らしく」という方向に変わってきているようですね。終活カウンセラーの坂部さんによるセミナーです。ご興味を御持ちいただけましたら、ぜひご参加くださいね。


2014/08/09

【ここが嫌だよ、エンディングノート②】エンディングノートアドバイザーの森田です。

前回は、「法的拘束力がない」という欠点をお伝えしました。今回も、エンディングノートの悩ましい部分を正直にお伝えしていきます。きちんと特徴をご理解いただき、うまく取り入れてみてくださいね。

【デメリット その2】
簡単に書き換えられる。

前回の内容とやや重複しますが、エンディングノートは法律で定められた文書・書類ではありません。そのため、保管方法や開封方法にも明確なルールもなく、故意か過失かを問わず第三者によって内容を書き換えられる(歪曲して解釈される)可能性がないとは言い切れません。
このような点においても、やはり財産などの“争いのタネ”になりそうな事柄においては、遺言書(公正証書遺言)の作成が確実だといえます。

では、この特性を上手く利用するなら、どういった使い方をするべきでしょうか?

私がおすすめしているのは、はじめから“定期的に書き換えるもの”と捉えて書かれることです。エンディングノートは、死の間際に書くものではなく、元気なうちから人生を振り返る(棚卸しをする)ために書くもの。私自身は、こう考えています。
例えば、一度書かれたとしても、5年・10年と時間が経つごとに、
「お孫さんが生まれて家族が増えた」
「疎遠だった人との絆が深まった。新しいコミュニティができた」
など、様々な変化がおとずれるはずです。大切な出来事をきっかけに、残しておくもの・メッセージも変わっていくはず。エンディングノートは、人生の歩みと共にアップデート(更新)していくもの。過去と現在と未来を綴る、新しい日記帳だと思ったら、なんだか書くのが楽しくなってきませんか?


<次回予告>
「保管場所に困る」について、お届けする予定です!


エンディングノートアドバイザー
森田大理