ベスト・クロージング!とは?

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「ベスト・クロージング!」とは、"終活"をテーマの中心に掲げ、「人生の総仕上げを、ポジティブ&アクティブに」進めるサポートをしています。マネー&ライフプラン専門家、上級終活カウンセラー、弁護士、税理士など、分野の異なるスペシャリストが集結。様々な観点からシニア世代やその子ども達にとって気になる・役立つ情報を提供すべく活動中です。

2014/08/29

セカンドライフを彩る“住まい”の可能性。

エンディングノートアドバイザーの森田です。

今週、上級終活カウンセラー坂部さんが投稿した「終活フェスタ2014in東京」ですが、私も少しだけ参加してきました。

会場は、ヒト、ヒト、ヒト。想像以上の混雑、色んなブースで熱心に耳を傾ける来場者のみなさん。改めて終活に対して興味やこだわりを持たれている方の多さを認識させられました。

私が最も記憶に残ったのは、ステージイベントでパネリストとして参加されていた中尾ミエさんからのご提案。ご自宅の隣で賃貸アパートを経営されている経験から、
「自宅に空き部屋があるなら、若者に貸してみては?家賃収入にもなるし、誰かが一緒の暮らしはいざという時に安心」
とのことでした。

私は、コピーライターとしての仕事上、住宅関連の広報・PRもお手伝いしているので、二世帯住宅や賃貸併用住宅のニーズが高まっていることを、よく見聞きしています。ただ、これって大規模なリフォーム・建て替えになるので、それなりの予算が必要なんですよね。

だからこそ、中尾さんが提案されているいわゆる「下宿の受け入れ」は、昔からあったやり方なのに、かえって新鮮でした。若者も利用しやすくするために、ちょっとしたリフォームが必要かもしれませんが、建て替えよりはかなり低予算で済みますし、もしかしたら、小さなお子さんがいらっしゃる夫婦のニーズもある気がします。都心などでは近くに頼れる人のいない子育て世代が案外多いのも事実ですから。

シニア世代と子育て世代が、「いざという時に、お互いが助け合える」という関係で、一緒に暮らす姿。これが世の中に広まったら、両世代の不安や心配を一挙に解決できるようにも思います。

もちろんプライバシーの問題など、整理しなければいけないことはありますが、自宅にいながらペンションオーナーや寮母さんのように家族以外の若者と繋がっていけるのは、充実したセカンドライフの一つ可能性になるように思いました。


【参考のサービス】
Airbnb(https://www.airbnb.jp/
パソコンやオンライン決済に少し詳しい必要がありますが、
1日単位で空き部屋を貸し出せるサービス。
世界中で利用しているサービスなので、外国の方と交流する機会も多いです。

【参考の映画】
ジョルダーニ家の人々(http://www.tsutaya.co.jp/works/60003118.html
家族の崩壊と再生を描いた、少々重めのテーマ。
「家族」というものは、“血縁”ではなくて“絆”でつくられるのだと考えさせてくれます。
ちなみに、上映時間は399分。
公開当時、映画館に観に行ったのですが、
観客のご婦人たちはお弁当持参でいらっしゃってました(笑)。

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