相続が発生した場合、少し落ち着いた時に、「そういえば相続税は…?」「財産は?」といった現実問題が頭をよぎります。
税金がいくらになるの?という疑問の前に、残された財産と負債は何があるのか、そしてそれはどうやって調べるのか…これが結構大変な作業になります。今回はそのヒントを差し上げたいと思います。
財産の「種類」に応じてその調べ方は違いますが、
- 遺言はありませんか?
- 遺言がなければ、ご自宅の金庫やタンスを隅々まで探してください
- 銀行の貸金庫は借りていませんか?(銀行通帳から利用料が引き落とされています)
を、まず行ってください。
そして、財産調べは大まかに次の方策が考えられます。
自宅の所轄法務局で、「名寄せ」(同じ人が他の不動産を持っていないか)して調べてください
・通帳が見つかった金融機関に「残高証明書」を発行してもらいましょう
・「○○通知書」「××のお知らせ」などのハガキや封書があれば、その差出先にお問い合わせください
④ 生命保険 「保険証券」はありませんか?
⑤ 借入金 ②の「残高証明書」に一緒に記載されます。
相続税の計算、分割協議の前提です。少々骨は折れますが、調べてください。
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