映像・動画担当の家子(いえこ)です。9月に入り、めっきり秋らしくなってきました。
秋はゆっくりと芸術に触れるにはぴったりの季節。そこで、今回はセカンドライフにちなんだ映画をご紹介します。
『東京家族』
2013年に公開された映画で、今はDVDレンタルにもなっています。
小津安二郎監督の映画「東京物語」を、60年後の現代にあわせリメイクした作品になっています。
監督は名匠、山田洋次。「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」シリーズなど、暖かい目でそのときの家族をいきいきと映し出してきた山田洋次監督が、現代の家族のあり方を見つめ直した作品です。
主演は橋爪功と妻夫木聡。
愛媛の田舎に暮らすシニア夫婦(橋爪功、吉行和子)が、東京に暮らす息子達を訪ね、上京してきたところから物語が始まります。
東京での自分をなかなか認めてもらえずに、父を煙たく感じていた息子(妻夫木聡)が、ある出来事をきっかけに、その関係性を見つめ直していきます。
田舎で暮らす老いた両親と、都会で暮らす子どもとの、心のやりとりがリアルに、あたたかく描かれています。詳しくはぜひ、映画を見ていただきたいのですが、この親子は、田舎から出てきて都会に暮らす人であれば誰もが「ああ…そうだよね」と胸に問いかけるものがある設定です。
私は旅行中の飛行機でこの作品を観て、涙が自然とこぼれてきました。
ぜひご夫婦や親子で、観ていただきたい映画です。
「東京家族」
(予告編)
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