「年金」という言葉はよく耳にするものの、肝心の「いくらもらえるのか?」ということは、ご存知でしょうか?
そもそも、年金と一口でいっても、「老齢年金」「障害年金」「遺族年金」という3つに分かれているのですが、今回は、多くの人がイメージする「老齢年金」について、ごく簡単にレクチャー致します。
「老齢年金」は、「国民年金」といわれる部分と、「厚生年金or共済年金」といわれる部分の大きく分けて2つに分かれています。
「国民年金」は、日本国内に住所を有する20歳以上から60歳未満のすべての人が加入するもので、現状の制度だと、40年間の全期間を納めた場合、「772,800円(満額)」が支給されます。
「厚生年金」あるいは「共済年金」については、「国民年金」と違って、本人の収入によって、同じ期間納めていたとしても、支給額は変わってきます。
現状の制度だと、年収が約500万くらいの方で、40年間納めていたとすると、年間約110万の「厚生年金」が支給されます。
各年収および期間によって、どのくらいの支給になるかの早見表などは、下記のページをはじめ、調べればわかりますので、ご参考までにご覧ください。
All Aboutより「年金受給額 簡単早見表」
http://allabout.co.jp/gm/gc/19771/2/
とすると、「国民年金」と「厚生年金」の2つを合わせると、上記のケースでいえば、年間約180万が支給されることになります。つまりは1人、月15万くらいの支給額となります。
現役世代の方で、月15万で暮らしてください。と言われたらどうでしょうか?
「無理だよ」と思う方もいれば、「老後はそれくらいで過ごせるのでは?」と思う方もいらっしゃると思います。
老後、どのくらいのお金がかかるのかは、また別途、お伝えしたいと思いますが、上記の制度はあくまで「現状の制度」であるため、今後、年金の支給額については、改正されるのが免れない状況と言われています。
年金はいわば、人生頑張ってきた自分に対しての「老後のお給料」みたいなもの。
そう考えると、「よくわからない」といったことで済ますのではなく、どういう状況になるかは、注目していきたいですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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