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2015/02/24

『仕事の捉え方』を劇的に変えるかもしれない本~「本当の仕事」(榎本英剛さん著)~

榎本英剛さんの、「本当の仕事」
 最近、とっても感激した本です。 
 榎本さんは、コーアクティブ・コーチング®に関するプログラムを提供するCTIジャパン(現・株式会社ウエイクアップ)を設立された方です。
  
▼人生の中でも大きなウエイトを占めるもの。
 しかし、突き詰めて考える機会が少ないもの。
 それが、仕事ではないでしょうか?

▼仕事が全てではありません。
 しかし、大きなウエイトを占めるものだからこそ、仕事の捉え方次第で、人生を好転させることができると言えます。

本書を簡単に言うと、『モノの時代からココロの時代に変わりつつある今、それに伴って、仕事観を見直すべきではないか?という問いに始まり、著者の考えを丁寧に述べる本』です。

本書では、便宜上以下の分類がされています。
 バブル崩壊以前の物質的な豊かさを重視してきた時代
 モノの時代
 バブル崩壊以降広がりつつある精神的な豊かさを重視する時代
 ココロの時代

モノの時代の仕事観は何でしょうか?
1.仕事とは、「生計を立てるための手段」である。
2.仕事とは、「やりたくないことをやる」ことである。
3.仕事とは、「既存の職業に自分を合わせる」ことである。
4.仕事とは、「同時に1つしかもてない」ものである。
著者はこう述べます。
 これらほど私たちから「本当の仕事」を遠ざけ、仕事をつまらなくし、私たちの可能性を狭めてしまう仕事観は他にはないと感じる 

これに対して、ココロの時代における仕事観は?
 仕事とは自らの存在意義を探求し、それを表現すること。
 仕事とは、「生計を立てるための手段」であるという仕事観からの脱却です。

「いやいや、存在意義の探求・表現なんて理想論でしょ?」
 「どうやって生活するのよ?」という疑問が湧きます。

これに対し、本書はこう述べます。
 ココロの時代のメガネである「自らの存在意義を探求し、表現すること」に沿った仕事をしながら、モノの時代のメガネである「生計を立てる」ことができれば一番いいわけです。
 そして、それは十分可能だと私は思っています。
  これができたら最高ですね。 

▼本書を読み進めれば、ここに書かれていることが1つずつ理解できます。 
 結局のところ、「自分の存在意義はこれかもしれない」という説を立て表現(行動)によって検証し、進化させていく。
 そうやって見つかった存在意義(これは進化するものなので、いわば暫定的)を具体的に表現していくこと。
 これが、「仕事とは自らの存在意義を探求し、それを表現すること」の意味だと理解します。

こう考えると、「仕事とは、『生計を立てるための手段』である」と考えた時には感じられないような開放感、何ともいえないワクワク感がありませんか?

▼大切なことは、本に書かれていることが正解かどうかではなく、自分で考え続けることではないかと思います。
 その為の材料として、最適の本としてお勧めします。

 僕のブログには詳しく書いていますので、よろしければ。
 http://happylifer.hatenablog.com/entry/2015/02/16/164945

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